むかわ町穂別の北山信夫さん(71)が所有する畑でミミズク1羽が発見された。国内希少野生動植物種にも指定される珍しい鳥で、地域住民を驚かせた。
ミミズクはフクロウ科の一種。突出した羽角が特徴で耳のように見えることからそう呼ばれている。警戒心が強く、自宅などで飼うのは難しい。
北山さんによると、1週間ほど前、1羽が自宅近くの畑に設置していたシカよけの防護柵に羽を引っ掛ける”アクシデント”に見舞われた。ウトナイ湖野生鳥獣保護センター(苫小牧市)の指示を受けてけがをしていないことを確認し、10日夜に森へ帰した。
北山さんは驚きを隠せず「動物園で見て以来。こういう場所で見るのは初めてだった」と話した。

















