戸田町長「心が痛む」 公道聖火リレー中止 定例会見 白老

戸田町長「心が痛む」 公道聖火リレー中止 定例会見 白老

 白老町の戸田安彦町長は11日、定例記者会見を開いた。この中で、13日に予定されていた東京五輪の公道聖火リレーが新型コロナウイルス感染防止のため中止となったことについて「関係機関の苦渋の決断と捉えているが、町内コースを走る予定だった12人の聖火ランナーやサポートランナーの児童生徒の気持ちを思うと、大変に心が痛む」と述べた。

 北海道の公道を走る聖火リレーは13、14日に計画され、初日は函館―白老のコースで予定されていた。しかし、ウイルス感染者の増加に伴う緊急事態宣言の延長などで中止され、13日は白老町の民族共生象徴空間(ウポポイ)で点火セレモニーのみを行うことになった。

 会見で戸田町長は「ウポポイでの点火セレモニーは無観客開催となるが、無事に執り行われ、町民の皆さまの平和への願いが国立競技場へつながることを切に願っている」と話した。

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