新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、国が道内全域に緊急事態宣言を発令したことを受けて臨時休業していた安平町追分の道の駅「あびらD51(デゴイチ)ステーション」は14日、およそ3週間ぶりに営業を再開した。
道の駅は、道内で感染者数が急増している情勢を踏まえて5月22日から臨時休館。ただ、「野菜などは生活に必需な食料品」として、農産物直売所「ベジステ」のみ今月から、曜日と時間を限定して営業を再開していた。
当面の営業は感染拡大のリスクを避けるため、道の駅、ベジステともに午前10時から午後4時まで(21日以降午前9時から午後5時まで)と通常よりも時間を短縮。道の駅は密集を避けるため、テーブル、椅子の数を削減するほか、出入口での検温と消毒、館内の換気を徹底している。併設する鉄道資料館は通常通り開館し、休止していた町限定の「マンホールカード」の配布も再開した。
また、道の駅に隣接する柏が丘公園(愛称ポッポらんど)は園路のみ開放し、ふわふわドームなどの遊具は使用できないこととした。蒸気機関車(SL)の屋外展示やミニSLの運行、特急用ディーゼル気動車「キハ183系」の車内見学などの催しは当面、中止としている。

















