記者コラム 風 体育祭

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風
体育祭

 苫小牧市内の小中学校では、運動会や体育祭の季節となった。取材に入り、土の匂いが立ち込めるグラウンドで、競技開始のピストル音を聞いていると、自身の中学生時代を思い出す。

 当時、生徒数が道内最多と言われていた千歳市内の中学校に在学していた。10学級あったため、体育祭では、学級ごとに異なる色を身に着ける鉢巻きの種類がなく、黒色が割り当たるクラスがあったほどだ。

 校庭に十分なスペースがないことから、恒例の100メートル走の実施が見送られるなど、異例の年だった。だが、種目は変わっても、各競技結果に一喜一憂しながら、クラスの絆が深まった。

 コロナ下の今、各校でも感染症対策で、種目を減らしたり、学年ごとに分散したりしながら、行事を行っている。競技中の児童生徒たちは、懸命な表情ながらも、どこか楽しそうだ。例年と形は違っていても、良い思い出として、子どもたちの記憶に残ってもらいたい。(高)

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