JR北海道の島田修社長は、16日の定例会見で今月7日深夜に函館線七飯駅―大沼駅間で保線用車両のブレーキの不具合で発生した逸走事案について、「大惨事につながりかねない重大なインシデント」と改めて陳謝し、「原因究明に全力を挙げる」と語った。
JRによると、事故は6月7日午後11時54分ごろ、保線用車両のブレーキが利かなくなり、作業員3人を乗せて2カ所の踏切を通過し七飯駅の手前まで約8キロを8分間にわたり時速50~80キロで逸走した。
島田社長は、詳細な原因は調査中とした上で、ブレーキシリンダーが伸び切った状態で、制輪子が車輪を押し付ける制御作動ができなかったと説明。保線用車両は4月20日に年次検査済みで、事故当日7日の仕業点検時にブレーキ機能は確認していたが、ストローク異常は発見できなかったという。
島田社長は「これまでベテランの技量に依存していた部分を会社ルールに定め、恒久対策にしていく」と語った。
















