安平町内で交通死亡事故が発生していない日が、18日で500日に到達した。町交通安全推進委員会は次の目標を1000日とし、引き続きドライバーの安全運転と町民の意識高揚を促し、啓発に力を注いでいく。
町内では、2020年2月4日に安平地区の国道で大型トレーラーとワゴン車、軽乗用車の車両3台が絡む事故があり、軽乗用車を運転していた男性が亡くなった。これを最後に交通死亡事故ゼロが続いている。
同委員会によると、旧早来町と旧追分町が合併して以降では10年11月に4671日を記録したのが最高。その後、15年10月に1777日、18年12月に707日まで交通死亡事故がない日が続いた。
同委員会では従来の啓発活動に加え、危険箇所への看板設置を通じて住民に事故防止を呼び掛けている。「特に看板は、住民からの要望を受け現場を検証した上で設置している」と力を込める。9月には3年に一度の決起集会も予定しており、交通安全への機運を高めていく考えだ。

















