遠浅小で運動会 元気いっぱい 2年分の思い込め 安平

遠浅小で運動会 元気いっぱい 2年分の思い込め 安平
全児童が懸命の走りを見せた全員リレー

 安平町の遠浅小学校(吉成透校長)で19日、運動会が開かれた。昨年は新型コロナウイルス感染拡大により中止となったため、2年ぶりとなった。児童たちは2年分の思いを込めて、グラウンドを元気いっぱいに駆け抜けた。

 感染症対策として、保護者席の間隔を十分に確保したほか、水分補給を除く飲食をしないよう呼び掛けた。PTAや幼児向けの種目は取りやめて午前中に全日程を組み込むなど、例年より規模を縮少して行った。

 雨の影響が心配されたが何とか持ちこたえ、予定通り実施。徒競走や運命走、学年混合の団体種目として行う障害物リレー、4チームに分かれての全員リレーなどを繰り広げた。児童たちの懸命な姿に保護者から温かい拍手が送られ、会場には参加者の笑顔や和やかな雰囲気が広がった。

 閉会式で、小泉玲PTA会長は「子どもたちもそうだが、私たちにとっても2年ぶりの運動会。うれしい気持ちと同時に楽しい気持ちにさせてくれた」と講評。児童会長を務める6年生の佐藤帆華さん(11)は「昨年できなかった分まで頑張ろうと思ってやった。みんなで協力してできたので、すごく楽しかった」と充実した表情を浮かべた。

 道内全域がコロナ禍による緊急事態宣言の期間中だったが、町内各校は感染症対策を徹底して実施。これで小、中合わせた6校すべてが運動会、体育祭を終えた。

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