道内企業の感染マイナス影響74・5% 帝国データ 4社に1社 ワクチン接種工夫

 帝国データバンク札幌支店は、新型コロナウイルス感染症に対する5月の道内企業の意識調査結果を発表した。感染拡大の「第4波」が本道に襲来し、自社の業績に「マイナスの影響がある」と回答した企業は74・5%となり、前月比3・5ポイント増。2カ月連続で上昇した。今後実施を検討している自社の施策(複数回答)では、「従業員がワクチン接種をしやすくする工夫」が25・1%で最多となった。

 業績へのマイナスの影響の内訳は、「既にマイナスの影響がある」が61・5%で、「今後マイナスの影響がある」が13%。「既にマイナスの影響がある」は2020年2月の調査開始以来、最悪の水準になった。

 マイナスの影響があると回答した企業の業種別では、「卸売」が82・8%で最多。これに「運輸・倉庫」(80%)、「金融」(75%)と続いている。

 企業からは「今回の緊急事態宣言による業績の悪化が大きく、今後、資金繰り計画の見直しが必要になると思われる。そのため、追加的な資金支援制度の拡充を望んでいる」(不動産)との声が寄せられた。

 今後、企業側が実施を検討している施策は、ワクチン対策が上位を占めた。トップは4社に1社が「従業員がワクチン接種をしやすくする工夫」を挙げたほか、「従業員のワクチン接種状況の一元管理」(17%)、「ワクチン接種に関する従業員への情報提供」(16・4%)が続いた。

 調査は5月18~31日に、道内企業1031社を対象に実施。525社から回答を得た(回答率50・9%)。

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