記者コラム 風 解決はまだか

記者コラム 風 解決はまだか

 JR苫小牧駅南口に残る旧商業施設「駅前プラザエガオ」は、どうなるのか。廃虚化が進む中、解決の道筋はなかなか見えない。

 22日に閉会した市議会定例会では久しぶりに、複数の市議が市に早期解決を迫る場面が見られた。権利集約した土地と建物を民間業者に無償で譲り、再開発する方針の市が、残る唯一の交渉者から提訴され、札幌高裁が市に損害賠償金の支払いを命じた判決が確定。駅前問題の長期化に加え、700万円超の賠償金を公金で払う状況を招き、市長の責任論や市に方針転換を求める意見も出た。

 一方で、桜井忠市議(会派市民)が係争中に配慮し、市への質問を控えた自らの判断を反省し、議場で市民に向け陳謝する一幕があった。確かに、2014年のエガオ閉鎖から7年がたつが、定例会で毎回、駅前問題が活発に議論されたわけではなかった。どう解決するのか―。経営破綻した民間ビルの後始末に市民も負担を強いられる今、その問いがより重たく響く。(河)

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