白老町で今夏から「日本博」の文化芸術プロジェクトを展開する白老文化観光推進実行委員会(熊谷威二会長)は、インターネットで情報発信するウェブサイトを立ち上げた。「白老文化芸術共創・ROOTS(ルーツ)&ARTS(アーツ)SHIRAOI」と銘打った事業の内容を紹介している。
白老文化芸術共創は、日本の美や文化を世界に発信する国家プロジェクト「日本博」の一環。アーティストと住民が協働した文化芸術活動を8月以降、本格的に繰り広げ、文化共生を掲げる白老町の魅力を国内外にアピールする。
ウェブサイトでは白老文化芸術共創の趣旨のほか、アーティストが地域文化や住民と触れ合いながら創作する作品の展覧会、ラジオ番組制作などプログラムを掲載。白老の多様な資源を生かし、まちの未来を共につくるという事業コンセプトをイメージした動画も載せた。
動画(1分16秒)は、アヨロ海岸や倶多楽湖、ポロトの森など多彩な顔を見せる地域の自然や、飛生アートコミュニティーの芸術祭など白老の特色を捉えた内容。白老町出身で東京の映像制作会社に勤める中谷公祐さん(29)がプロデュースとナレーションを担当し、町内の瀧谷栄さん=ドローンde街おこしプロジェクト主宰=がドローン撮影した映像などで制作した。
実行委は逐次情報を更新し、ツイッターやフェイスブックなどSNS(インターネット交流サイト)でも発信していく。ウェブサイトのアドレスはhttps;//www.shi-ra-oi.jp/
実行委は、町内各団体の代表を務める人たちで構成。委員を除く役員は次の通り(敬称略)。
▽名誉会長 戸田安彦(白老町長)▽顧問 松田謙吾(町議会議長)、山丸和幸(白老アイヌ協会理事長)▽会長 熊谷威二(町商工会会長)▽副会長 福田茂穂(白老観光協会会長)、清水尚昭(白老建設協会会長)、吉村智(町内会連合会会長)、竹下和男(町文化団体連絡協議会会長)

















