苫東、売上高前年度比40%増 用地分譲好調、3年ぶり増収増益

苫東、売上高前年度比40%増 用地分譲好調、3年ぶり増収増益

 株式会社苫東(伊藤邦宏社長)は24日、株主総会と取締役会を苫小牧市内のホテルで開き、2021年3月期(20年度)決算を発表した。売上高は前年度比40・4%増の23億2147万円で、1999年の設立以来最高額となった。当期純利益は同20・5%増の2億7746万円で、3年ぶりに増収増益を達成した。

 主な要因は用地分譲の推進と賃貸面積の増加、9億円を投じた胆振東部地震の災害復旧事業の終了。用地分譲は新規・追加など5件38・5ヘクタールで、分譲面積は前年度比2・6倍に上った。安平川治水対策の遊水地整備が始まり、新規も柏原地区で7・9ヘクタールの大規模分譲があったという。

 配当は1株当たり1100円で前期400円からほぼ3倍にアップし、配当総額は約12億3800万円。地震直後は1株当たり100円と底を記録し、伊藤社長は「埋め合わせで大型の配当にした」と説明した。

 20年度から3年間の第8次中期目標には「低炭素型社会実現に向けた取り組み」を新たに盛り込んだ。「国が掲げる2050年カーボンニュートラル(温室効果ガス排出ゼロ)に伴うエネルギー関連産業への対応を図るため、提案型誘致活動の推進や適切な基盤整備などに努める」としている。

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