資本金1億円に減資 財務基盤強化、バスロケ来月5日開始 道南バス

資本金1億円に減資 財務基盤強化、バスロケ来月5日開始 道南バス

 道南バス(長谷川義郎社長)は25日、室蘭市内で開いた株主総会で、資本金を7220万円減らして1億円とする減資を提案し、承認された。税負担軽減の他、手元資金の確保により財務基盤を強化する。払い戻しをしない無償減資で株式総数は変わらない。9月1日からを予定している。

 2021年3月期決算は純損失が前期比5億9180万円減の7億6480万円で、2期連続の赤字となった。昨年の新型コロナウイルスの緊急事態宣言の影響を受け4~6月だけで乗り合い、貸し切り合わせて売り上げが前期比5億円も落ち込んだ。秋以降にやや回復傾向が見られたが、年明けから感染が再拡大。さっぽろ雪まつりなどイベントの相次ぐ中止が響いた。

 役員改選で再任された長谷川社長は、スマホなどでバスの運行状況を確認できる「バスロケーションシステム」を7月5日から始める予定であることを説明した。苫小牧、室蘭、登別、伊達の4市の補助金を得て準備していた。また、道央自動車道・苫小牧中央インターチェンジ開通など地域事情の変化も見据え、「各路線の課題を整理し、利便性の向上に努めたい」と話した。

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