むかわ地域商社「M Dino」(エムディノ=遠藤研二代表)が、恐竜の町をPRする醤油(しょうゆ)ラーメン「北海道恐竜拉麺」を商品化し、町内の一部で販売を開始した。地域商社は新商品を通じ、「むかわをはじめ道内を、恐竜を含む化石が多く産出される『恐竜王国』として、イメージ付けしていきたい」と意気込んでいる。
地域商社によると、ラーメンは中細麺。製造を手掛けた藤原製麺(旭川市)が生麺を約2日かけてじっくり乾燥させ、ゆでた時に生麺のような食感、味わいになるよう仕上げた。
近年の古生物学研究により「鳥類は進化した恐竜の子孫」とされていることから「恐竜エキス」と銘打った鶏がらスープを加え、「スープにコクを出した」と説明する。
価格は250円(1人前、スープ付き)。店頭で目に付きやすいように金色の袋で包装した。
町内では、たい焼き店「いっぷく堂」(美幸2)で販売を開始しており、今後は、インターネット販売のほか、町内の店舗を回って販売の協力を呼び掛けていく考え。「道内の道の駅などにも声掛けをしながら、販路を広げていきたい」としている。

















