厚真町議会は2日、臨時会を開いた。3月2日の暴風雪、6月4日の暴風雨により被害を受けた農家の支援費用などを盛り込んだ2021年度一般会計補正予算案を原案通り可決した。
暴風雪および暴風雨により被災した農業用ハウスの再建、修繕に当たり、資材の購入や復旧で必要になった経費の一部を補塡(ほてん)し、支援するもの。町によると、被害は45戸の92棟で受けており、復旧経費は約1200万円。また、6月4日の暴風による河川の倒木除去に一般財源で400万円、大雨で被災した4河川の補修費として地方債で3200万円をそれぞれ計上した。
今年度の一般会計は、歳入歳出にそれぞれ1億3800万円を追加し、総額98億280万円とした。このほか、豊沢地区に建設を予定している古民家移築再生整備工事に関する請負契約など議案3件を可決し、閉会した。

















