”密”回避とゴルフ人気 新たに始める若者急増、練習場は平日でも盛況

平日もにぎわいを見せるゴルフ練習場=王子ゴルフガーデン苫小牧

 新型コロナウイルス禍が長期化する中、3密(密閉、密集、密接)を避けられるとして、ゴルフに若い世代の初心者らが熱視線を注いでいる。苫小牧市内でも、4月の男子プロゴルフ松山英樹選手の日本人初マスターズ制覇や緊急事態宣言の解除をきっかけに、練習を始める人が急増するなど盛り上がりを見せている。

 王子ゴルフガーデン苫小牧(柳町)は、平日の午前中でも1階の練習場がほぼ満杯。体験レッスンの受講者数はコロナ前の2019年の同時期との比較で2倍以上。「ゴルフをやったことがない」「これからクラブを買う」といった20~30代の初心者からの相談が増えている。

 中古クラブの取扱数が市内最大規模のゴルフパートナー苫小牧店(柳町)の吉田深夏子店長は、初心者の中でも特に女性客の急増を肌で感じている。「もともと夫がゴルフ好きで、一緒に始めようと来店する女性客が多くなっており、業界全体で中古のレディース用品は不足している」と述べた。コロナ禍で海外製品の入荷が遅れており、人気のタイ製グリップは年内入荷が見込めない商品もあるという。

 最近は松山選手の愛用メーカー「スリクソン」のボールも売れていると吉田店長。苫小牧市出身の菊地絵理香選手や北広島市出身で、賞金女王の小祝さくら選手も同メーカーの製品を使用しており、道産子プロゴルファーの活躍も売り上げ向上に一役買っているようだ。すぐにコースに出たい―という人向けの「初心者スターターセット」は新品、中古の両方を取りそろえているが、4万~6万円ほどの商品が「飛ぶように売れている」と言う。

 苫小牧駅直結のインドアゴルフスクール「駅ごる苫小牧」(木場町)も若者の利用が急増。インストラクターの金山直道さん(24)は「メインの客層は40代以上の男性だが、20代~30代女性の生徒も増えている」と話す。同スクールではクラブやシューズのレンタルが可能で、金山さんは「クラブを持ったことがない人でも大歓迎。この機会にゴルフを始めてみては」と呼び掛ける。

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