安平町で4日、64歳以下の町民を対象にした新型コロナウイルスワクチンの集団接種が始まった。この日は早来町民センターを会場に約700人が接種を受けた。町は8月中にすべての対象希望者が2回の接種を完了できるように予定を組んでいる。
初日は、午前から接種申込者が続々と来場。町職員、医師、看護師らスタッフが対応に当たった。接種者は会場内で受け付け、予診を行った後、順次ワクチンを打っていった。午後に接種を受けた島田英二さん(50)は「人と接する機会が多い仕事なので受けた。外出するにしても、きちんと接種していると言える」と話していた。混雑などのトラブルはなく、接種から15~30分、経過観察をして会場を後にした。
町によると、12~64歳の接種対象者は4027人で、現時点で半数ほどが申し込んでいる。今後は町民センターと追分公民館を会場に集団接種を進め、8月11日までに希望者全員が2回の接種を終える予定。個別接種者についても、8月下旬までには終了するように準備を進めているという。
このほか厚真、むかわの両町では今月下旬から、64歳以下の集団接種を予定している。

















