苫小牧市は、比較的広い敷地に特徴的な遊具を備えることが多い「地区公園」を、新たにウトナイ地区に整備する方針だ。公園名は「勇の原公園」。同地区の人口増加が顕著などの地域事情から判断した。事業費の財源を検討中で整備時期は未定だが、地域意向の把握に向けた準備作業を進めている。
6月の市議会定例会で、越川慶一氏(改革フォーラム)の一般質問に前向きな姿勢を示した。予定地はウトナイ北1の市有地。2019年4月に開校したウトナイ中学校の近くで、広さは3・9ヘクタール。粟野茂都市建設部長は「近年、住宅建設が活発化し、中学校も開校するなど人口増加傾向にある地域」とし、公園整備の必要性を説明した。
市内の地区公園は現在、昨年度に遊具を大幅に新しくした北星公園(錦西町)をはじめ、大型の複合遊具やパークゴルフ場も備えた拓勇公園(拓勇西町)など計9カ所ある。市が整備する地区公園は、05年に開設し、防災公園にも位置付けられた日の出公園(日の出町)以来となる。
ただ、都市公園整備に活用できる国の社会資本整備総合交付金は要件が合致しないため、新たな財源が必要となる。粟野部長は「他の事業との兼ね合いがあるので、いつから整備を行うかは現在、示せない」と理解を求めた。一方で「十数年ぶりの事業となるので、新しい要素を取り入れるなど多くの市民の皆さんに利用してもらえるよう整備したい」と意気込み、今後、町内会とも協議するとしている。
















