東京2020オリンピックのマラソン・競歩に関する第12回実務者会議が6日、札幌市内で開かれた。8月5~8日に実施されるマラソンと競歩の競技は新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、「沿道での観戦自粛を呼び掛けて実施する」と決定した。発着地点の大通り公園周辺は大規模な立ち入り禁止エリアとし、札幌駅前通りは重点対策エリアとして、誘導員による声掛けや案内要員を配備し、立ち止まって人流が滞留しない対策も強化する。
実務者会議は、5月5日のテストイベントの結果を受け、沿道観戦と新型コロナウイルス対策、会場整備について大会運営計画の議論を深めてきた。
会議の冒頭、組織委員会の森泰夫大会運営局次長は「大会まで1カ月。具体的な課題を解決に向け、皆さんと力を合わせ進めていきたい」とあいさつした。
協議後の会見で森次長は「新型コロナウイルスの感染状況を鑑み、沿道での人流抑制は必須。路上での観戦自粛を基本方針として実施する」と説明。大会運営に関係する人員は審判や組織委員会関係者、都市ボランティア、警備員、声掛け要員など総勢5000人規模体制となることも明らかにした。
選手などの移動は、借り上げタクシーを使用、新型コロナウイルス対策で真駒内屋外競技場を練習会場とするほか、ホテル内スペースでの物販やキッチンカー販売などで行動を抑制する。医療体制の骨格も固まってきたという。
森次長は「道民、市民の皆さんに安心していただけるよう準備を進めていく」と話した。
















