安平町のあびら観光協会は10、11の両日、町内追分地区にある道の駅「あびらD51(デゴイチ)ステーション」で、鉄道車両などをミニチュアで再現した「鉄道模型フェス」を開催する。旧追分機関区ゆかりの人気車両が集結するほか、特別企画としてレガシーギャラリーで展示している旧追分機関庫・転車台のジオラマを線路に接続。機関庫から蒸気機関車(SL)が入構する場面も見られる。
同協会主催、町と町教育委員会が共催。鉄道を趣味とする有志でつくる「札幌急行鉄道模型倶楽部」、岩見沢赤電保存会などが協力している。
両日は、SLや特急車両などがギャラリーの一角に敷いた模型レールの上を走る予定。また、追分にあるホテルわたなべの協力により、昨年好評だった「復刻!追分の駅弁」を数量限定で特別販売する。
このほか、台湾で活躍した蒸気機関車「DT668号機」をモチーフにした台湾蒸気「国王くん」のグッズが登場。鉄道関連のオリジナルグッズやお宝雑誌の販売コーナーも設ける。追分公民館図書室で所蔵している鉄道関連書籍の紹介、鉄道の紙芝居や読み聞かせなども予定している。
開催時間は、10日が午前10時から午後5時まで、11日は午前9時から午後4時まで。新型コロナウイルス感染症対策として、マスクの着用やソーシャルディスタンス(社会的距離)の確保を呼び掛けている。

















