苫小牧市教育委員会は5日、市内小中学校の代表生徒が、いじめ根絶に向けた活動を伝え合う「いじめ問題子どもサミット」を初めてオンラインで開いた。昨年は新型コロナウイルスの影響で見送っており、2年ぶりの開催。児童生徒が自校の取り組みなどについて情報交換した。
新型コロナ対策のため、ビデオ会議システム「ズーム」を活用。市内の全39校中37校から児童生徒74人が参加した。
主に中学校区ごとで14グループに分かれ、各グループの小学校と中学校の児童生徒が、自校のいじめ防止活動の内容についてやりとりした。
苫小牧緑陵中学校(荒川歩校長)の校区では、同校2年で生徒会執行部の鎌田優奈さん(13)、野口桃花さん(13)が校内のコンピューター室から参加。同校では2学期、学校で起こり得るいじめの場面を演じた映像を各教室で上映し、全校生徒で望ましい対応を考える活動に着手したと発表した。
これに対し苫小牧澄川小学校の児童会は、声を掛け合う機会となるあいさつに力を入れていることを伝えた。あいさつは友達を増やしたり、元気のない人に気付けたりするとし、あいさつした級友の数を確認する「あいさつすごろく」に各学級で取り組んでいくことも紹介した。生徒たちは「良い取り組みですね」と感想を述べながら、交流を深めていた。
鎌田さんは「小学生はいろいろな活動をしていると感じた。私たちも活動を頑張りたい」といじめ根絶へ意識を高めていた。
















