市内薬局で解熱鎮痛薬が品薄 ワクチン副反応に備えて、5月末から売り上げ増

市内薬局で解熱鎮痛薬が品薄 ワクチン副反応に備えて、5月末から売り上げ増
アセトアミノフェン入りの解熱鎮痛薬が売れているドラッグストア=コープドラッグステイ店

 新型コロナウイルスのワクチン接種が進む中、苫小牧市内のドラッグストアで解熱鎮痛薬の一部が品薄となっている。ワクチン接種の副反応で発熱や痛みが報告され、「アセトアミノフェン」を含む解熱鎮痛薬の効果がメディアや口コミで広がったことなどから、接種に備えて購入する人が相次いだ。厚生労働省はアセトアミノフェンだけでなく「イブプロフェン」「ロキソプロフェン」を含む市販薬も使用できると公表している。

 コープドラッグステイ店(三光町)は、アセトアミノフェンの入った解熱薬が例年の3~4倍ほど売れ、現在、在庫がほとんどない状態。品切れとなった商品棚には、おわびと次回入荷のめどがたっていないことを説明する張り紙が設置された。

 主に65歳以上の市民が2回目の接種を済ませた5月下旬から売れ始め、800~1200円台の錠剤を高齢者や家族が購入するケースが多いという。消費者からの問い合わせも連日寄せられており、同店はイブプロフェンやロキソプロフェンなどが配合された商品もあることを伝えている。

 道内各地で「サツドラ」を経営管理するサツドラホールディングス(札幌市)も、5月末ごろからアセトアミノフェンの成分が入った解熱鎮痛薬が売れ始めたという。在庫が品薄となり、購入を1人1箱にするよう協力を呼び掛ける張り紙を取り付け、来店客に理解を求める。同社HRグループ組織活性・広報チームは「入荷次第、店頭に並べ、消費者のニーズに応えたい」としている。

 市内では、12日から市保健センターで職域接種が始まり、19日にはグランドホテルニュー王子にワクチン接種センターが開設される。64歳以下の市民への接種も進み、一層の需要の高まりが予想される。苫小牧保健所は「ワクチン接種から2日以内の発熱は、必要に応じて解熱鎮痛薬を服用するなどして様子を見るように」と呼び掛け、発熱が続いたり、症状が重かったりする場合は医療機関への相談を勧めている。

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