苫小牧市内で実用書道を学ぶ「くらしの書歳時記会」は15日まで、市文化交流センター(本町)ギャラリーで、18年ぶりとなる書展を開いている。市内3カ所の教室で学ぶ会員約40人による創作や臨書など力作約50点が並んでいる。
同会は、手紙や宛名書き、のし袋の上書き、季節のあいさつ状など暮らしの中で使える筆文字を学ぼう―と30年ほど前、市内で結成。同センターやコミセンなどで月3回ほど、40~80代の会員が小筆の基礎となる「かな書」を中心に学んでいる。
書展は、会を主宰する国際現代書道展審査会員の安芸優香さん(70)が、会員の高齢化に伴う思い出づくりと活動の紹介になれば―と開いた。2003年9月に市文化会館で開催以来、18年ぶりになるという。
四季折々の年中行事や風物を記録した「歳時記」の名の通り、会場には暮らしに生かしてもらえるように、年賀状や暑中見舞い、クリスマスカードなどに書かれた筆文字を紹介している。のし袋の上書きや便せんの手紙文なども並ぶほか、和歌をしたためた創作の額装や軸装などもある。
期間中は、会員が会場を案内。安芸さんは「デジタル化が進みペーパーレスの時代だが、少しでも字を上手に書きたいと思う人は気軽に声を掛けて」と話している。
午前9時半~午後5時半。最終日は正午まで。
















