陸上のホクレン・ディスタンスチャレンジ第3戦の網走大会は10日、網走市営陸上競技場で行われた。北海道栄高校駅伝部の森春樹(3年)が男子1万メートルBで28分44秒97の北海道高校記録を樹立した。東京五輪代表の田中希実(豊田自動織機TC)が非五輪種目の女子3000メートルで8分40秒84の日本新記録を出し優勝した。
実業団選手や大学生ひしめく中、高校生で唯一同種目に挑んだ森は序盤から後方で淡々とレースを展開。終盤にギアを上げると、2019年に道栄の小野隆一朗(現帝京大)がマークした29分16秒36の道高校記録を大幅に更新した他、日本高校歴代10位の好タイムとなった。
森は全国高校総体(7月28日~8月1日、福井市)男子5000メートル出場を控えている。

















