衆院議員の任期(10月21日)まで3カ月余りとなり、道9区でも次期衆院選に向けた各陣営の活動が本格化してきた。11日は自民党現職の堀井学氏(49)=道9区選出=が政経セミナー(政治資金パーティー)を、立憲民主党現職の山岡達丸氏(41)=旧国民民主党比例代表道ブロック=は合同選挙対策本部の発足総会をそれぞれ苫小牧市内のホテルで開き、陣営の結束を図った。共産党から立候補を予定している松橋千春氏(39)は草の根活動を続ける。
堀井氏のセミナーには、会場に約400人(主催者発表)、リモートで約100人(同)が参加した。堀井氏はあいさつで、最重要課題に新型コロナウイルスへの対応を挙げ「国民へのワクチン接種のスピードを上げ、コロナとの戦いに打ち勝つ」と力を込めた。
選挙区内での取り組みとして脱炭素社会の実現に触れ、「製造業を中心に、つかみ取れるチャンスがある」と強調。製造業者が電力コスト上昇に苦しんでいるとし、「原子力規制委員会の審査後、泊原発(後志管内泊村)の再稼働が求められている」と訴えた。
セミナー終了後、堀井氏は次期衆院選について、「厳しい戦いになる。4市14町(それぞれ)に課題があり、必要性のある対策を実施するべき」と述べた。
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立憲民主党道9区総支部の合同選挙対策本部の発足総会も11日、市内のホテルで開かれた。発足総会には支持者ら約70人が出席。山岡氏は、政府の新型コロナワクチンの供給不足など疑問点を指摘し、「一度決めたらそのまま進み、誤りを認めない。国民に対して誠実な対応とは言えない」と批判した。
昨年4月からコロナ関連の相談を受け付けたところ、事業者などから2000件以上の意見や要望が寄せられたことに触れ、「地域で困っている人がたくさんいる。選挙で政治を変えたい」と意気込みを語った。
合同選対本部の本部長には沖田清志氏(道議会議員)を選任し、最後に全員で「団結頑張ろう」と拳を振り上げた。
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共産党の松橋氏は訪問などの活動が制限される中、街頭宣伝などで地道に支持拡大を図っている。
共産党苫小牧地区委員会は今後、十分な感染対策を施した上で集会の開催も検討しながら、新型コロナ感染拡大防止に向けたPCR検査の充実やワクチン接種の促進、休業補償などを訴えていく。さらに、消費税の減税、ジェンダー平等、核の廃絶なども求めながら、松橋氏を押し出していく考えだ。



















