2021年「夏の全国交通安全運動」が始まった13日、厚真町の苫小牧信用金庫厚真支店横の交差点で街頭啓発(セーフティーコール)が行われた。町内では今年に入って人身事故が発生しておらず、関係者は引き続き町民に対して交通安全を呼び掛けていく考えだ。
セーフティーコールには町職員、町交通安全協会メンバーをはじめ、警察署員、地元事業者など95人が参加した。
町交通安全推進委員会の会長を務める宮坂尚市朗町長は「(交通安全には)一人ひとりの地道な努力が必要で、継続することが力になる。気を緩めず、ゼロが続く日を続けていきたい」とあいさつ。苫小牧署の佐々木孝人交通官は「人身事故ゼロは皆さんの日々の積み重ねがあってこそ。引き続きご協力を」と呼び掛けた。
この後、交差点付近に列をつくり、シートベルト着用や飲酒運転根絶、運転中の携帯電話をやめるよう訴える旗を掲げ、安全意識の高揚を訴えた。
同署や同委員会によると、町内での死亡交通事故ゼロは13日時点で1236日まで更新。今年に入っての人身事故発生件数は同署が管轄する東胆振1市4町で唯一ゼロとなっている。

















