苫小牧市内の子どもに関わる関係機関でつくる市要保護児童対策地域協議会(松村順子会長)は12日、児童虐待の対応について学ぶ研修を行った。インターネット回線を使ったオンライン研修で、室蘭児童相談所苫小牧分室の板橋潔分室長が分室の役割や市との連携について解説した。ネット環境のない人向けに職員会館でも実施。オンラインで12機関が参加し、同会館には13人が足を運んだ。
板橋分室長は、市が道に児童相談所の苫小牧設置を求め始めた1978年から、今年1月に苫小牧分室が設置されるまでの流れを説明。児童相談所を置かない地域の中で、苫小牧の児童虐待通告件数が全道でも突出して多かったことから、地域ぐるみで要望活動を続けてきた経緯を語った。
さらに、市の児童相談窓口がある市こども相談センター内に同分室が設置されたことを挙げ、「児童相談所と市町村の相談窓口が同じ建物にあるのは全国的にも珍しい」と指摘。同一施設内にあることで「より迅速で綿密な連携が図られている」と述べた。
同協議会は民生委員・児童委員をはじめ、保育や教育、障害児福祉、医療機関など子どもに関わる約30の機関で組織。児童虐待や非行などに対応しており、所属メンバーの知識向上のため、定期的に研修を行っている。
















