安平町のあびら観光協会は、町内で撮影した菜の花を対象にした「菜の花フォトコンテスト2021」の入賞作品を発表した。最優秀賞には、札幌市の辻井久幸さんが撮影した「菜の花に埋もれて」が輝いた。21日から早来町民センターなどで応募作品の展示会を予定している。
今年で10回目となったコンテストは、町内の各場所で一面に咲き誇る菜の花畑を観光資源としてPRするとともに、その景観を記録として残すことを目的に開催している。作品は5月中旬から6月末まで募集し、150点の作品が寄せられた。
審査会は12日、町役場総合庁舎で行われ、最終的にテーマ性、表現性などの項目を評価して入賞作品5点が選ばれた。優秀賞は渡辺桂子さん(札幌市)の「金色の菜の花」、高橋禮二さん(苫小牧市)の「黄色のジュータン」、能登喬也さん(札幌市)の「新型車両と菜の花」、上城英敬さん(同)の「空に向かって」。
入賞作品を含む応募作品は、町内の観光関連団体が発行する印刷物、広告、ポスター、webコンテンツに使うほか、展示会で紹介する。展示会は21日から8月1日まで早来町民センター、8月4~15日に追分公民館でそれぞれ開催する。時間帯は午前9時から午後5時まで。いずれも月曜休館。

















