苫末広店主 「意趣返しの更新拒否は違法」 ほっともっと本部を提訴

苫末広店主 「意趣返しの更新拒否は違法」 ほっともっと本部を提訴

 弁当店チェーン「ほっともっと」を全国展開するプレナス(福岡市)が契約にない広告費や販促費を上乗せ徴収したとし、苫小牧市末広町の加盟店の経営者が同社に返金を求めている訴訟に絡み、同社は店側に対し、加盟店契約が満了する9月末以降の契約交渉には応じられないと通知していることが分かった。プレナス側は「信頼関係が破綻した」と主張。店側は「意趣返しを目的とした更新拒否は違法」とし近く、新たに地位確認を求める訴訟を札幌地裁に起こす方針だ。

 提訴するのは「ほっともっと苫小牧末広店」を経営する佐瀬幸恵さん(60)で、仮処分も申し立てる。

 店側の代理人弁護士などによると、個人事業主の佐瀬さんはプレナス側と2009年に委託契約を締結。12年に同社側が建物や設備を提供し、店側が賃料を払うユニットFC契約を同社と結び、同店を経営してきた。

 以降、3年ごとに契約を更新してきたがプレナスは今年4月22日、佐瀬さんが販促費などをめぐって昨年2月に一方的な記者会見を開いたことで「両者の信頼関係が破綻した」と判断。契約満了後の交渉はしないと通知したという。

 プレナスは「加盟契約は信頼関係を発展させていくことが大事」と指摘。店側は「やむを得ない理由がない限り更新拒否は許されない」と訴える。

 佐瀬さんは昨年2月、広告費などの返還訴訟を起こすとともに、同社が優越的地位を乱用しているとして公正取引委員会に違反申告していた。公取委は同年7月、独禁法には抵触しないと店側に通知した。

関連記事

最新記事

ランキング

一覧を見る

紙面ビューワー

紙面ビューワー画面

レッドイーグルス

一覧を見る