進路選択の参考に 厚真中で高校説明会

進路選択の参考に 厚真中で高校説明会
高校担当者の説明に耳を傾ける生徒たち

 厚真中学校(阿部隆之校長)は16日、来春、受験を控える3年生を対象に高校説明会を開いた。参加した生徒28人が、苫小牧市内3高校と厚真高校の担当者から説明を受けた。

 高校へのイメージを膨らませ、進路選択の参考にしてもらうのが目的。厚真中の卒業生が多い厚真高と苫小牧東、苫小牧総合経済、駒大苫小牧高の担当者が約10分ずつ学校の特色などを説明した。

 厚真高は少人数ならではの生徒と教員の関係性として「生徒の顔が分かるし、一人ひとりの成長を見てあげられる」と強調。「田舎だから、コンパクトだからこそ、大きな学校にはできないことができる」とアピールした。苫東高の担当者は勉強と部活動を両立させていること、国公立の大学合格者が年々増えていることのほか、個別相談や進路指導に力を入れており「生徒一人ひとりの思いと努力を尊重する」と話した。

 苫総経高は、商業の専門的な教育や充実した資格取得支援などについて説明。駒大苫高は特別進学コースや文化・体育会系のクラスがあることを説き、「勉強や部活、生徒会活動を頑張る皆さんを応援する」と環境をPRした。

 星野陽平さん(15)は「将来、やりたいことはまだないけれど、進学を通して就職などの選択肢を広げることができるのではと思った」と高校への関心を高めていた。

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