苫小牧市内で子ども食堂を展開しているNPO法人寺子屋こどもの未来(山川貢代表)はこのほど、白老町虎杖浜の観音寺住職米本智昭さん(38)を招いたトークイベントを市住吉コミュニティセンターで開いた。米本さんはこれまでに出会った人々とのエピソードを交えながら、対人支援の在り方について語った。
子ども食堂をはじめ、地域活動に取り組む人を対象とした初の試みで、法人関係者など8人が参加した。
米本さんは終末期の人に寄り添い、苦しみや悩みなどに耳を傾ける臨床宗教師として札幌南徳洲会病院に勤務。ホームレス支援や配偶者からの暴力被害者支援に携わり、今年度から同法人の理事も務めている。
この日は、対人支援に当たる際、「あなたはあなたのままでいい」というメッセージを込めて活動に当たることが大切と強調。特に心に傷を負っている人は、相手が発する何気ない否定的なメッセージを敏感に受け取る傾向にあることから、「肯定的な表現をするよう意識して」と語った。
さらに、「支援する側は自分自身を理解するように努めることが重要」と説明。自身が冷静さを失いがちな場面や人の傾向をあらかじめ把握し、対処方法を考えておくと、ケアに当たる上で疲弊を防ぐことができるとした。
















