「美苫」に純米酒登場 来月6日新発売 飲み飽きないおいしさ みのり会

「美苫」に純米酒登場 来月6日新発売 飲み飽きないおいしさ みのり会
8月に販売を開始する苫小牧の地酒「美苫」の純米酒

 苫小牧酒販協同組合美苫みのり会(平田幸彦部会長)は、苫小牧の地酒「美苫」の純米酒を新発売する。従来主力の純米吟醸と比べてお米の磨きが少ない分低価格帯で、8月6日から苫小牧市や厚真町、小樽市の小売店などで取り扱う。販売開始から20年目を迎え、関係者は地域に根付いた地酒のさらなる発展を願う。

 美苫は厚真町の酒造好適米と苫小牧市の水道水を原料とし、田中酒造(小樽市)が醸造して2002年に発売を開始した。純米吟醸酒として長年市民に親しまれているが、飲食店での取り扱いを増やそうと純米酒の製造を企画した。新商品の開発は、これまでの古酒や焼酎に続き10品目。

 純米酒は、精米歩合70%、アルコール分15%。価格は300ミリリットルが770円、720ミリリットルが1595円、1・8リットルが3245円。ラベルには美苫の文字のほか、稲穂や白鳥をあしらった。

 16日には市内の飲食店で試飲会が行われ、会員ら10人が純米酒と純米吟醸酒の飲み比べを実施。日本酒度がプラス3と純米吟醸のプラス1より辛口となり、「純米吟醸より飲み飽きない」や「スーッと入っていく」など好意的な意見が目立った。

 平田部会長は美苫発売から20年の間、1年を通して田植えや稲刈りを会員が行ってきたこと、18年9月の胆振東部地震や新型コロナウイルスなどの危機を乗り越えてきた経緯を紹介。「地震やコロナに負けない姿勢を見せ続けていきたい」と力を込めた。

 同会は01年、市民有志で設立した「地酒を造ろう会」が前身。05年に現名称となり、北海道中小企業家同友会苫小牧支部の部会として活動していたが、19年6月に同組合の部会となった。

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