苫小牧市教育委員会は今年度、市費を活用して配膳に使うトレーを導入するほか、給食として提供する非常食を購入する。トレーは教室内での新型コロナウイルスの感染症対策として8月ごろ、非常食は調理場でコロナ患者が発生した場合に備えるもので9月ごろをめどに整備する。
児童生徒が配膳に使うトレーはこれまでなく、子どもたちは複数回に分けて給食を自席に運んでいた。トレーの使用で一度に運べるようになり、移動による密を少なくできる。小学生には1人1枚、中学生には大型のトレーを1クラスに2枚ずつ用意し、配膳係の生徒が代表して配ることを想定している。8月半ばをめどに各校に配布し、2学期から使えるようにする予定。
非常食はカレーやシチュー計4万5000個を購入。学校給食共同調理場の職員や調理員に新型コロナの感染者が発生し、施設の稼働を休止した場合に提供する。担当者は「3日程度、調理場が止まっても給食の提供が可能だ」と話す。
また、老朽化に伴い、市内ののぞみ町から美原町に移転改築工事を進めている第2学校給食共同調理場は、2022年1月に供用を開始する。これにより同調理場で1日に提供できる食数が増え、来年からの届け先の学校に現在第1調理場が届けている豊川小学校と啓北中山なみ分校を加える。また、西、中央、東地区の小中学校で違う献立を地区ごとで同一にする。
















