浦河町は「夏いちごの日」と定めた7月15日、今年で2回目となる「夏いちごレシピコンテスト」の試食審査会を基幹集落センター堺町会館で開いた。グランプリに輝いたのは、生いちご部門が「715のレアチーズケーキ&いちごバター」を考案した宇波聡美さん(浦河町)、冷凍いちご部門が「冷凍夏いちごオムレットアイス」の考案者、高橋ひろみさん(新ひだか町)。応募レシピは、町ホームページで公開している。
新型コロナウイルス感染症予防のため、例年実施している夏いちご販売などのイベントを中止し、昨年好評を得たレシピコンテストを開催した。
作品は6月に募集し、町内外から生いちご部門に19作品、冷凍いちご部門に18作品が寄せられた。見栄えや一般家庭で再現できるかなどの1次審査(書類審査)を行い、試食審査会に駒を進める作品として各部門からそれぞれ3レシピを選んだ。
審査員を務めたのは、ひだか東農協の太田和弘営農生産部長、町いちご生産振興会の吉田隆会長、日高信金の新保雄司常務理事、浦河観光協会の中川貢事業戦略部長、浦河消費者協会の小林美代子会長。さらに特別審査員として町特別アドバイザーの北海道日本ハムファイターズのマスコット「B☆B」が加わり、試食をして各部門のグランプリ(各1人)とB☆B特別賞(1人)を決めた。
グランプリに輝いた2人には、賞品として夏いちごアイスとポロシャツ、エコバッグが贈られた。B☆B特別賞には「ストロベリーチーズジェラート」考案の親谷佳佑さん(浦河町)が選ばれた。メニューは新千歳空港内の日ハム球団直営カフェレストラン「FIGHTERS DINING ROSTER」で提供される。
審査員からは「甲乙付けがたい」「夏いちごのメニューをたくさん考えてもらえてうれしい」「どれもおいしくいただけた」などの講評が発表された。表彰式は26日に役場で開き、池田拓町長から表彰状が贈られる。






















