苫小牧署は22日、むかわ町美幸の道の駅「四季の館」前で、ドライブシミュレーターを搭載した道警の交通安全教育車「ほくと号」を使い、交通安全啓発を行った。
啓発ではバイクで訪れた人にスピードダウンを呼び掛ける交通安全旗を配り、免許返納の手続きで足を運んだ町民に対応した。
「ほくと号」には8人が乗車し、実際の運転と同じようにハンドルなどを動かし、人や自転車が飛び出してくる場面を予測しながら、事故を回避するドライブシミュレーターを体験した。
町内在住の中井弘さん(73)は「見落としているところがあった。人の横断などいろんなところに目を配らなければいけない」と運転上の注意点を再確認していた。
同署交通第一課の葛西直人課長は「(運転手の)疲労や人、バイクの飛び出しなど事故のパターンを理解して、実際の運転に生かしてもらいたい。『かもしれない運転』を心掛けてほしい」と話していた。

















