第42回苫小牧中央ライオンズクラブ(LC)サッカー中学生大会は22、23両日、苫小牧市緑ケ丘公園サッカー場で開かれた。決勝は青翔が明倫を7―0で下し、初優勝を飾った。
最優秀選手賞は青翔のDF西方夏輝主将(3年)、優秀選手賞は明倫の井伊澪(同)が受賞した。
東胆振の9チームが出場、トーナメント戦が行われた。同LC主催。苫小牧民報社などが後援した。
▽決勝
青 翔7―0明 倫
▽3位決定戦 ウトナイ4―1啓北
▽準決勝 青翔5―0ウトナイ、明倫1―0啓北
22日
▽2回戦 明倫0―0和光(PK5―3)、啓北5―0緑陵・鵡川合同、青翔7―0明野、ウトナイ―啓明・光洋合同(PK3―2)
▽1回戦 和光4―1苫小牧東・開成合同
― 圧倒的な強さでタイトル奪取
青翔が圧倒的な強さを見せつけた。3試合で19ゴール無失点と総合力を発揮。東胆振中学校体育大会の王者が初のタイトルをつかんだ。
FW浅野(3年)が4ゴールと大暴れ。「決勝は体が動いた」と、バックパスを奪うと右足でGKをかわして1点目。ヘディングシュートも2本決め、恵まれた体格を生かした。
無失点の守備も光った。センターバックの西方主将(3年)を中心に鉄壁のディフェンスラインが機能。「メンバーが責任を持って持ち場を守った結果」と話した。
GK安達(3年)も完封に大きく貢献。セービングだけでなく、的確なキックで攻撃のきっかけをつくった。「味方のサイドハーフに向けて、裏に抜けるようなキックを蹴って得点の起点をつくれた」と自信を見せた。
3年生は25日の苫小牧地区カブスリーグ第2節で引退する。蝦名監督は「胆振中学校体育大会で敗れた悔しさを晴らせたと思う。最後に楽しく終わることができてよかった」とメンバーの奮闘をたたえた。




















