ほろ苦い全国デビューとなった。24日に男子バンビの予選に挑んだ田澤。「緊張して、気が付いたら相手にどんどん点数が入っていた」と不戦勝を除いた2試合でストレート負け。決勝トーナメント進出はかなわなかった。
ラケットのフォア、バック両面をしっかり使いこなせる選手だが、相手の放ったボールに「思うように反応できてなかった」と菊卓会の菊池代表。
試合前日の23日に、女子バンビの部で16強入りした幼なじみの藤田(泉野2年)と神戸市内で合流。「頑張って」と激励を受けたが、「全国選手のサーブはすごい。取るのが難しかった」と振り返る。
「素質は十分。今回の経験を次に生かしてほしい」と菊池代表は期待。田澤は「ドライブ打ちの時にもっと回転をかけられるようにしたい」と飛躍を誓った。

















