JR札幌駅で27日、ザ・ロイヤルエクスプレスこども乗車会が初めて行われた。招待された安平、むかわ、厚真町の小学5、6年生計20人が、同駅からJR南千歳駅まで約48分間の豪華列車の旅を楽しんだ。
ザ・ロイヤルエクスプレスは、観光振興と地域活性化を目的に東急、JR北海道が昨年度から運行している。こども乗車会は、北海道鉄道活性化協議会、東急、JR北海道の主催。8月13日からの運行開始に先立つ試運転に、胆振東部地震の被災3町の子どもたちを招待した。
午前11時2分の出発を前に行われたセレモニーには、鈴木直道道知事、●【99cb】橋和夫東急社長、島田修JR北海道社長が出席。鈴木知事はあいさつで「素晴らしい鉄道の旅を楽しんで、友達に教えてください」と呼び掛け、この後、子どもたちと記念写真に収まった。
ホームに8両編成(うち5両が客車)の電車が到着すると子どもたちは「かっこいい!」「楽しみだね」と歓声を上げ、持参したカメラに車両を収め、列車に乗り込んだ。
鈴木知事は、手にした小旗を振って動きだした列車を見送った。

















