北海道と北東北 縄文遺跡群世界遺産に 千歳のキウス周提墓など17遺跡

北海道と北東北 縄文遺跡群世界遺産に 千歳のキウス周提墓など17遺跡

 日本最大級の縄文集落跡で知られる三内丸山遺跡(青森市)など17の遺跡で構成される「北海道・北東北の縄文遺跡群」(北海道、青森、岩手、秋田各県)について、国連教育科学文化機関(ユネスコ)世界遺産委員会は27日、世界文化遺産への登録を決定した。

 「奄美大島、徳之島、沖縄県北部および西表島」(鹿児島、沖縄両県)の世界自然遺産への登録も26日に決定しており、国内の世界遺産はこれで25件となった。

 17遺跡は三内丸山遺跡のほか、大規模集落跡の御所野遺跡(岩手県一戸町)、眼鏡を掛けたような目が特徴的な遮光器土偶が出土した亀ケ岡石器時代遺跡(青森県つがる市)などで構成。四つの環状列石(ストーンサークル)がある伊勢堂岱遺跡(秋田県北秋田市)や集団墓のキウス周堤墓群(千歳市)など、祭祀(さいし)や儀礼に関わる遺跡も含まれる。

 約1万5000年前から1万年以上続いた縄文時代は、狩猟や採集を基盤としながら定住を発展、成熟させた。世界遺産委は「先史時代の農耕を伴わない定住社会と複雑な精神文化を示している」と評価した。ユネスコ諮問機関の国際記念物遺跡会議(イコモス)は5月、世界文化遺産への登録を勧告していた。(時事)

関連記事

最新記事

ランキング

一覧を見る

紙面ビューワー

紙面ビューワー画面

レッドイーグルス

一覧を見る