日新町町内会 ≪41≫ 担い手育成で活気

日新町町内会 ≪41≫ 
担い手育成で活気
日新まつりで活躍するフィールドサポーター(提供)=2019年7月

 ▽1973年4月設立

▽加入世帯数1033世帯(6月末現在)

 加入率約80%

▽松尾省勝会長

 全国的な町内会役員の高齢化や担い手不足が深刻化する中、少しでも歯止めをかけようと、2015年5月にフィールドサポーター制度を発足させた。同制度は、誰もが安心して暮らせる地域づくりのため、役員らが行う町内会行事のサポートをしながら助け合いの心や仲間意識を高めてもらう取り組み。現在、17~75歳の有志20人(平均年齢約30歳)が活動している。

 初期からSNS(インターネット交流サイト)やメールを活用した連携を図り、7月の夏祭りでは出店が増えるなど活動の活性化に寄与。サポーター経験者から役員に昇格した人もおり、担い手育成の場にもなっている。松尾省勝会長(46)は「仕事や家庭の負担も考慮した若い世代への思いやりが、地域力向上の一つの鍵」と話す。23年4月には町内会創立50年を迎えることもあり、記念事業の計画などで活気づいている。

 ■次回(8月4日)は啓北町町内会です。

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