むかわ町の鵡川農業協同組合(JAむかわ)でトマトの選果作業が本格化している。JAむかわによると、今年は町内56戸の農家で約24ヘクタールを作付けしている。選果は8月中にピークとなる見込みで、10月いっぱいまで続くという。
トマトの選果は24日にスタート。連日、選果場ではパートの主婦らが作業にフル稼働している。1日約4000ケース(1ケース4キロ入り)、ピーク時は約1万ケースのペースで箱詰めされ、主要品種の「りんか」をメインに関東、関西圏など道外に出荷していく。
JAむかわ営農部の担当者は「ここ数日、天候が良く、もの自体は非常にきれい」と胸を張る。一方、道外の出荷が中心となることから「一気に気温が上がって、色づきが早くなるのが気掛かり」と話す。
今季は作付面積の減少により、収穫総量は約2400トンを目標にしている。

















