刑法の性犯罪規定見直しをめぐる不適切発言で立憲民主党を離党した本多平直衆院議員(56)=比例北海道ブロック=は28日夕、衆院議長宛てに議員辞職願を提出し、許可された。本多氏はこれを前に札幌市内で記者会見し、「私の発言がねじ曲げられて捉えられてしまった」としながらも、「こうした事態がさらに続けば、第三者の方をさらに傷つけたり、党にもこれまで以上に迷惑を掛けかねない」と離党、議員辞職を決断した経緯を説明。次期衆院選への立候補については「今は一切考えられない状態」と述べた。
本多氏は5月、刑法で性行為が一律禁止される年齢を現行の「13歳未満」から引き上げることを議論する党のワーキングチームの会合に出席。外部の有識者の講師に対し、「例えば50代の私と14歳の子が、恋愛したうえでの同意があった場合に罰せられるのはおかしい」と発言した。
記者会見した本多氏は「人を処罰する法律の議論。あり得ないような事例も含めて検討することは重要であり、必要なものと今でも考えている」と釈明。「しかし、それを聞いた方が不快に思い、特に被害者の方を傷つける言い方があったことを改めて心からおわびしたい」と陳謝した。
次期衆院選で地元の道4区(札幌市手稲区・西区の一部、後志管内)からの出馬に関しては「離党、議員辞職という大きな決断をしたばかり。今の時点では、これから先について何も考えられない状態」と白紙であることを強調した。
本多氏は立憲の枝野幸男代表の元秘書で、2004年に比例北関東ブロックで初当選し、17年の衆院選で道4区にくら替えして当選3回。
道4区には、自民党現職の中村裕之氏(60)と共産党新人の松井真美子(61)が出馬を表明している。今後は立憲が本多氏の後継候補を擁立するとみられ、共産を含めた野党共闘が最大の焦点になる。
















