北光町の幼児死体遺棄事件で市が検証結果を再開示

北光町の幼児死体遺棄事件で市が検証結果を再開示

 苫小牧市北光町で起きた幼児死体遺棄事件をめぐり、市の内部検証結果の情報公開を請求した松井雅宏市議(改革フォーラム)が、ほぼ全てが非開示だったことを不服として市情報公開・個人情報保護審査会に申し立てをしていた問題で、市は3日までに、黒塗りの一部を外した資料を改めて開示した。

 松井市議によると、再開示は7月29日付。新たに開示されたのは、対応に当たった「こども支援課」「生活支援課」の部署名のほか、関わった期間を2012年度から20年12月3日までと明示した。

 また、事件を起こした母親が出生届を出していなかったことや、亡くなった子どもに対し「ただただ申し訳なく思っている」と公判で語った内容などを公開。事件発覚前に市民が市に「5回連絡した」と報道機関に証言していることについて、市側は「20年11月12日」の1回しか確認できなかったことも開示した。

 再開示について市は、7月8日付の本紙に載った母親のインタビュー記事を踏まえ、本人と連絡を取った際に「同意を得られた部分を開示した」と説明している。市の再開示を受け、松井市議の不服申し立ては却下された。松井市議は今回の判断を受け入れつつ、「情報公開が不十分な市の対応については、改めてただしていきたい」としている。

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