性教育の在り方提唱 助産師の中田さんが講話-住吉コミセン

性教育の在り方提唱 助産師の中田さんが講話-住吉コミセン
中田さん(右)の講話を通じ、性教育の在り方を考える参加者

 性教育の在り方を考える「SDGs性教育座談会」がこのほど、苫小牧市住吉コミュニティセンターで開かれた。教育関係者や子どもに関わる立場の人、関心を寄せた市民など約30人が参加。市内の助産師で、中学生に性の授業を手掛けてきた中田知穂さん(36)が講師となり、子どもたちに性の知識を正しく伝える重要性を説いた。

 同コミセンの指定管理者NPO法人ワーカーズコープが主催。市内在住の女子大学生の発案で今年3月に始まった座談会で、2回目。

 中田さんは性教育を続けてきた中で学校側から過激な表現を避けるように言われたため、コンドームの選び方や月経が予定よりも遅れた際の対処法など、授業に取り入れられなかった事項がたくさんあることを説明。助産師として接してきた女性の中には、これらの知識がないために望まない妊娠や性感染症に感染した人が多いことも伝え、「性について学ぶことは、自分や相手、さらにその後の人生を守ることにもなる大切なこと」と強調した。

 中田さんは、生殖器の構造や家庭などで子どもに性教育をする方法、妊娠や避妊のメカニズム、性感染症、月経の仕組みや身体に現れる症状などについても解説。「子どもたちが自分らしく生き、幸せになれる性教育を実現すべき」と主張した。

 講話後、参加者が性教育について自身の考えを語り合う交流の時間も持たれ、参加者はさまざまな意見に触れて学びを深めた。

関連記事

最新記事

ランキング

一覧を見る

紙面ビューワー

紙面ビューワー画面

レッドイーグルス

一覧を見る