東京五輪の卓球男子団体3位決定戦が6日、東京体育館で行われ、日本は韓国を破り、銅メダルに輝いた。苫小牧市出身の丹羽孝希選手(26)=スヴェンソン=は水谷隼選手(32)=木下グループ=とのダブルスで接戦を制し、シングルスでは敗れたものの日本が3―1で勝利した。男子団体は前回リオデジャネイロ五輪の銀メダルに続き、2大会連続のメダル獲得。冷静で表情を変えることの少ない丹羽選手も水谷選手、張本智和選手(18)=同=と何度も肩をたたき合い、勝利をたぐり寄せた左手で小さくガッツポーズをした。
丹羽選手の父で、苫小牧市内で卓球スクールを経営する丹羽孝司さん(50)は「ダブルスではいいプレーを見せてくれた。無事に勝ててうれしい」と喜びを語った。メダル獲得についても「日本卓球界にとって大きなこと。卓球がまた盛り上がるのでは」と期待した。
丹羽選手が苫小牧緑小学校時代に一時、所属していた卓球クラブ、苫小牧ジュニア代表の泊谷次郎さん(69)は「2大会連続でメダル獲得は本当にすごい。よく頑張った」とたたえた。4日の準決勝でドイツに惜敗し、メダルに黄色信号がともったかに見えたが「心配はしていなかった」。異例の左利き同士でペアを組んだダブルスについては「孝希も水谷も天才だからできること」と目を見張った。
3年後のパリ五輪開催時でも、まだ20代の丹羽選手。「もう一回奮起して、今度は金メダルを取ってほしい」と泊谷さんは早くも期待を寄せた。
岩倉博文・苫小牧市長 ロンドン五輪から3大会連続で出場し、2大会連続でのメダル獲得、本当におめでとう。コロナ禍の状況からコンディションの調整など相当な苦労もあったことと思う。自国開催というさまざまなプレッシャーを乗り越えての銅メダルを市民一同喜んでいる。
鈴木直道知事 3度目のオリンピックで、これまでの厳しい練習の成果を余すことなく発揮され、粘り強く、そして冷静に戦う丹羽さんの姿は、私たち道民のみならず全国に勇気と希望を与えてくれた。2大会連続でのメダル獲得の快挙は、後に続く子どもたちの大きな目標になる。北海道から素晴らしいメダリストが誕生したことを、心から誇りに思う。
















