小さい頃から土偶が大好きだ。一番のお気に入りは、ずんぐりした見た目に眼鏡状の装飾が愛らしい、かの有名な「遮光器土偶」。出土した青森県の亀ヶ岡石器時代遺跡が7月、「北海道・北東北の縄文遺跡群」としてユネスコの世界文化遺産に登録され、地元では祝福ムードに包まれていることだろう。
遺跡のある、つがる市を訪問したことがある。土偶は「しゃこちゃん」の愛称で親しまれ、JR五能線の木造(きづくり)駅舎の正面には、なんと高さ17メートルの土偶のオブジェがデザインされている。列車が接近すると目が赤く光るおまけ付きだ。静かな駅前風景の中で異様な存在感を放っており、大喜びで写真を撮った。
苫小牧市美術博物館の特別展「発掘された日本列島」では、こちらも驚いたような表情が愛らしい、千葉県・下ヶ戸貝塚の「ミミズク土偶」を展示中。さっそく訪れたが、その造形に見入ってしまった。皆さんもこの機会にぜひ行ってみては。(小)
















