帝国データバンク札幌支店は、7月の道内企業の景気動向調査結果を発表した。景気DI(「良い」と回答した企業の割合から「悪い」とした企業の割合を引いた数値)は前月比1・2ポイント増の38・3となり、2カ月連続で改善。今年に入って最も高い水準となった。
全国平均の景気DI(40・7)との比較では、北海道は9カ月連続で下回った。その差は2・4ポイントとなり、前月から0・4ポイント拡大した。
企業の規模別では、大企業が前月比1・3ポイント増の41・0、小規模企業が0・7ポイント増の40・3となり、共に昨年2月以来、1年5カ月ぶりに40を超えた。中小企業は1・2ポイント増の37・7となった。大企業と中小企業の差は3・3ポイントとなり、前月から0・1ポイント拡大した。
業界別の景気DIでは、全9業界で前月から改善。特に不動産は前月比2・3ポイント増の49・1と最も高水準に。小売りも5・2ポイント増の35・1に改善した。飲食店や旅館・ホテルなどを含むサービスは1・6ポイント改善し32・5となったものの、業界では最も低い水準にとどまっている。
今後の先行き見通しは、「3カ月後」が41・1(前月調査41・1)、「6カ月後」が40・2(同41・6)、「1年後」が43・6(同44・1)。「6カ月後」と「1年後」は前月調査を下回り、新型コロナウイルスの影響で先行きは依然として見通せない状態が続いている。
企業からは「外出自粛傾向が続くと思われる」(飲食店)、「客足の戻りはまだまだで、売り上げもついてきていない」(飲食料品・飼料製造)などの声が寄せられている。
調査は7月15~31日に、道内企業1018社を対象に実施。519社から回答を得た(回答率51%)。
















