苫南高で国際交流クラブ設立 北洋大が協力、語学教育に力

苫南高で国際交流クラブ設立 北洋大が協力、語学教育に力
キブラー教授(右)との英会話を楽しむ生徒たち

 苫小牧南高校(高橋昭仁校長)は今年度、新たに「国際交流クラブ」(仮称)を立ち上げた。英語を日常的に勉強したい生徒のニーズに応えるとともに、英語教育の窓口になるような組織を―と設立。語学教育に力を入れる地元の北洋大学(奥村訓代学長)の協力を得ながら、国際交流に力を入れていきたい考えだ。

 同校は2020年度から5カ年計画で、学校改革「ミナミハイスクール・アクション・プラン(MAP)」を実施中。MAPには生徒の可能性を広げる教育の推進へ授業改善や校則の現代化などを盛り込んでおり、同クラブもその一環だ。

 1~3年生20人ほどが入部を希望している。5月に初顔合わせ後、新型コロナウイルス禍で活動は停滞していたが7月15日、北洋大学のロナルド・キブラー特任教授(67)を講師に迎え、本格始動させた。

 キブラー教授は好きな菓子や動物について、約1時間生徒と英語で会話。生徒たちは和やかな雰囲気の中で、積極的に質問を投げ掛けていた。

 キブラー教授は「昨年度から北洋大と南高の間で話し合いを重ねていた」と説明。「生徒たちは積極的でやる気に満ちている。高校生と関わることは久しぶりで刺激的だった」と喜んだ。

 3年生の林崎妃那さん(18)は「普段の授業では積極的に発言できない生徒も、他の生徒に影響されて能動的に英語を使っていた」と笑顔。同じく3年の溝渕亜美さん(17)も「コロナの影響でALT(外国語指導助手)をはじめネーティブの先生と会話できる機会が少なく、貴重な経験だった」と述べた。

 当面、クラブは週1回ペースで活動する方針で、キブラー教授は月1回来校。クラブ名や活動内容は今後詰めていくが、生徒たちからは「文化や風習など英語圏のよりリアルな雰囲気を感じ取れるような活動をしたい」「普段の授業であまりできないスピーキングやディベートに力を入れたい」といった声が上がっているという。

 「弁論大会出場やハロウィーン、クリスマスイベントなどを実現できれば」と佐瀬雅彦教頭。キブラー教授も「いずれは北洋大の留学生とクラブの部員が交流する機会もつくりたい」と意気込んでいる。

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