国内外のさまざまな文化や歴史の比較研究に取り組む日本比較文化学会(八尋春海会長)の北海道支部が9月25日、苫小牧市錦西町の北洋大学(奥村訓代学長)で発足する。同大を事務局に、支部会として年に2~3回、研究発表の機会を設けていきたい考え。同日、記念講演と研究発表を同大学で予定しており、一般参加の申し込みも受け付け中だ。
1979年、福島県立医科大学の芳賀馨教授(当時)が中心となって、同学会の前身である東北比較文化学会を弘前学院大学で立ち上げた。多文化間の理解や交流を深めるとともに、学術発展への寄与などが狙い。関東圏などにも会員が増えたため81年、学会名を変更した。現在、東北、関東、関西など国内6支部、韓国、台湾をはじめとする海外に5団体の提携協定先があり、約600人の会員を抱える。
北海道支部は道内からも情報発信を―と、同学会顧問の奥村学長が発起人となり、北洋大の教授や講師ら計12人で設立。奥村氏が初代支部長を務め、専門知識を高めると同時に若手の育成にも力を入れていきたい考えだ。随時、会員の募集を受け付ける。
記念講演は、西南女学院大学の教授を務める八尋会長の「比較文化研究の多様性について」と同志社大学教授の山内信幸元会長による「日本の比較文化学の新たな展開に向けて―日本における比較文化学の貢献―」の2本立て。北洋大の講師や京都外国語大学の修士学生ら5人もそれぞれの研究成果を発表する。テーマは「発語行為としての会計と演劇」「英語発音に対する正しい理解と指導に向けて―音声学からの分析―」などを予定している。
記念講演などの申し込みや問い合わせは、北洋大の福本達也教授 電話0144(61)3269。
















