苫小牧市は24日、2050年までに二酸化炭素(CO2)の実質排出ゼロを目指す「ゼロカーボンシティ」宣言を行った。同日の記者会見で、岩倉博文市長は地域温暖化防止対策のさらなる推進を誓い、「市民と地域、事業者の皆さまと一体となって連携・協働で、ゼロカーボンシティへ挑戦する」と力を込めた。
庁内に脱炭素を検討するプロジェクトチームを今月発足させた。今年度中に市内のCO2排出量の現状分析を進め、来年度には市第3次環境基本計画を大幅に見直し、国の脱炭素先行地域100カ所への指定実現を目指す。また、今年度中に策定予定の再生可能エネルギー基本戦略では将来の脱炭素社会の達成のため、どのぐらいの再生可能エネルギーの導入が必要かを見極める。苫小牧沖で大規模な実証事業が行われた「CCS」(CO2の回収・貯蔵)の動向にも注目し、産業誘致や地域経済活性化につなげる構想も描く。
環境省によると、同宣言の表明は7月末時点で全国432自治体に上り、道内では札幌市や釧路市など14市町と道が表明している。
















