「警戒ステージ」見直し 国と統一 変異株拡大に合わせ 道、有識者会議に示す

「警戒ステージ」見直し 国と統一 変異株拡大に合わせ 道、有識者会議に示す
道独自の5段階の「警戒ステージ」を見直す方針が示された有識者会議=24日午後6時ごろ、道庁

 道は、24日にオンラインで開いた新型コロナウイルス感染症への対応を検証する有識者会議(座長・石井吉春北大公共政策大学院客員教授)で、感染状況を把握するために使用してきた道独自の5段階の「警戒ステージ」を見直す方針を示した。変異株の影響で感染が急拡大する実態に合わせ、現在4段階で設定している国の「警戒ステージ」の区分と統一する考え。26日にも開かれる道の対策本部会議で正式決定する。

 道は昨年8月に独自の5段階の警戒ステージを設置。病床使用率、人口10万人当たりの新規感染者数、感染経路不明割合、PCR検査陽性率など七つの指標を設け、早期に対策を打つ目安としてきた。4段階に設定している国の警戒ステージに比べ、「2」の区分をさらに2段階に細分化しているのが特徴。

 だが、この間▽変異株の影響により急激な感染拡大に見舞われ、新規感染者数が少ない段階でのステージ区分の意義が薄れている▽緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の運用が行われる中、国と道の警戒ステージの混同が見られる―という課題も浮上。このため、国と同様の4段階の警戒ステージへ統一する。

 ただ、ワクチン接種が進む中、国では現在、ステージ判断の指標の在り方について見直しを検討中。具体的には▽重症者病床使用率を重視▽新規感染者数の数値を引き上げ▽ワクチン接種率の指標の設定―を検討している。

 道では26日の対策本部会議で、5段階から4段階への統一など「必要最小限の見直し」を行い、9月以降にさらに「国の検討状況に合わせた見直しを行いたい」との姿勢だ。

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